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任意保険証(自動車保険証券)とは?
保管場所や紛失時の対処法について解説!

更新日:2024年4月11日

公開日:2022年3月31日

任意保険証(自動車保険証券)とは?保管場所や紛失時の対処法について解説!
Emma

自動車保険の契約成立後に送られてくる書類の一つに「任意保険証(自動車保険証券)(*)」があります。任意保険証は一般的に、「自動車保険証券」や「保険証券」といわれます。(以下、本記事内の説明については「保険証券」と記載します)どのような時に必要なのでしょうか。保険証券に記載されている内容やおすすめの保管場所、紛失した際の対応方法についてご紹介します。
また最近では、ペーパーレス化に対応して保険証券不発行を選択できる保険会社が増えてきました。保険証券のペーパーレス化によるメリット・デメリットについてもお役立ち情報とあわせてご覧ください。

「任意」で加入する自動車保険に関する証明書類であることから、「任意保険証」ともいわれることもあります。

任意保険証(自動車保険証券)とは?

任意で加入する自動車保険の保険証券とは、保険契約のお申込み後、契約内容を証明するために保険会社が作成し、保険契約者に交付する書面のことです。一般的には契約成立後、およそ1〜2週間で契約者に郵送されることが多いようですが、現在は保険証券のペーパーレス化に対応している保険会社もあります。
その場合、保険会社のウェブサイトから契約内容を確認することができるため、保険契約のお申込み時に保険証券を発行しないという選択もできます。
保険証券には契約したお車に関する情報や契約者の氏名、保険証券番号、保険期間など、さまざまな個人情報が記載されているため取り扱いには注意しましょう。

任意保険証(自動車保険証券)には何が書かれている?

保険証券には、保険契約に関わるさまざまな内容が記載されています。主な記載内容を確認しましょう。

証券番号

自動車保険の契約ごとに割り振られる番号です。契約内容について保険会社へ問合せたり、事故の報告をする際などに、すぐに分かるようにしておくとスムーズに手続きができます。
また、保険会社のウェブサイト上にある契約者専用ページにログインする際に証券番号を利用することもあります。

保険期間

保険会社が補償の責任を負う期間(補償が開始する日時と満了する日時)が記載されています。

契約者についての情報

保険を契約している方の氏名、住所などが記載されています。

主に運転される方(記名被保険者)についての情報

契約したお車を運転される方の氏名や住所、生年月日や免許証の色などが記載されています。

補償される運転者の範囲

補償される運転者の範囲が記載されています。運転者の年齢条件や運転者を限定する特約などの組み合わせで補償される運転者の範囲が変わります。ここに記載された範囲外の方が運転して起こった事故については、補償対象外となります。

補償されるお車(被保険自動車)についての情報

補償の対象となるお車のメーカー名や車名、型式、車体番号などが記載されています。ほかにも保険料算定の基準となる料率クラスや車の主な使用目的、積算距離計(オドメーター)の数値などが記載されていることがあります。

等級

契約者の等級が記載されています。等級は1〜20等級の20段階となります。

補償内容

保険・特約の付帯有無や保険金額、免責金額など、自動車保険の補償内容が詳しく記載されています。

証券番号などの確認方法はこちらをご確認ください。

任意保険証(自動車保険証券)の保管場所はどうすればいい?

保険証券は、必要なときにすぐに確認できる場所に保管しておくことがおすすめです。
例えば、車のダッシュボードの中に保管しておけば、万一の事故の際に保険会社の連絡先や証券番号など必要な情報をすぐ確認することができます。また、車検証や自賠責の証明書など車に関する書類と一緒に保管しておくことで、保管場所の失念や紛失防止にもつながるでしょう。ただし、保険証券には生年月日や住所などさまざまな個人情報も記載されているため、管理には十分注意が必要です。
重要書類の原本を車の中で保管することが不安な場合は、保険証券のコピーを車の中で、原本は自宅で保管しておく、などの方法もあります。保険会社によっては、保険証券とは別に携行・保管用のカードがついてくる場合もありますので、それらを車やお財布の中に入れておくのもよいでしょう。

任意保険証(自動車保険証券)を紛失したらどうしたらいい?

保険証券を紛失してしまった場合でも、保険料を支払っていれば保険契約は有効です。ただ、保険証券が手元にないことで、契約内容や補償内容をすぐに確認できず、不安に感じられる方もいると思います。保険証券の再発行をするには、直接保険会社へ連絡して再発行を依頼することが一般的です。電話のみで手続きができる場合もあれば、保険会社から送られてくる書類に必要事項を記入し返送しなければならない場合もあり、保険会社によって対応はさまざまです。
ほかには、ウェブサイトから契約内容を証明できる書類を印刷できる保険会社もあります。営業時間外でもアクセスできて、ご自身の都合がいいタイミングで取得できるため、急に必要になった場合や手続きの手間を省きたいときなどはウェブサイトでの手続きが可能か確認してもいいかもしれません。

アクサダイレクトでは、ウェブサイトで契約内容証明書を発行することができます。詳しい手順については、こちらをご確認ください。

任意保険証(自動車保険証券)はどんなときに必要?

手元にあると便利な場面として、以下のようなケースが考えられます。

  • 補償内容の確認をするとき
  • 契約内容の変更手続きをするとき
  • 保険会社への事故報告や保険金を請求するとき  など

契約内容の変更や事故の報告などで保険会社に連絡をする際には、本人確認として氏名などのほかに証券番号を聞かれることが想定されます。保険証券が手元にあると証券番号をすぐに確認して伝えることができるので、手続きがスムーズになります。ほかにも、通勤でお車を使う場合、勤務先によっては保険証券のコピーの提出を求められる場合があるようです。
しかし、これらは必ずしも保険証券が手元になくてはならないわけではありません。最近では、ペーパーレス化に対応し保険証券不発行を選択できる保険会社が増えてきました。ウェブサイトでも契約内容を確認できたり、保険証券の代用となる契約内容証明書のダウンロードができる保険会社もありますので、契約内容や証券番号などをすぐに確認できるようにしておくことが大切です。

任意保険証(自動車保険証券)をペーパーレス化することの
メリット・デメリットは?

前述のとおり、サステナブルな取り組みのひとつとして、ペーパーレス化を推進している保険会社も少なくありません。保険証券のペーパーレス化のメリットとデメリットをチェックしましょう。

メリット

  • パソコンやスマートフォンから保険会社のウェブサイトにアクセスすれば、すぐに契約内容を確認できる
  • 保管場所の管理が不要
  • 紛失してしまった場合、再発行の手間が省ける
  • 保険会社によっては保険料の割引がある

デメリット

  • スマートフォンの電波が届かない場所では、契約内容を確認できない
  • 車通勤などで勤務先に保険証券のコピーを提出する必要がある場合、手元に保険証券がない

これらのデメリットは、契約内容が分かる画面や契約者専用ページからダウンロードできる契約内容の証明書などを、事前に印刷して車に保管しておくことで解消することができます。

メリット多数のペーパーレス化がおすすめ

保険証券は、契約内容が記された重要な書類です。しかし、必ずしも紙の状態で保管をしておかなければならない書類ではありません。補償内容はもちろんのこと、証券番号や保険会社の連絡先がすぐに分かるように準備しておけば、保険証券のペーパーレス化は、保管場所の管理や紛失リスクがなくなり、結果として利便性が高くなるといえるでしょう。
また、紙の資源を使わないことで環境保護にもつながるため、自動車保険の契約更新のタイミングで保険証券のペーパーレス化を検討してみてはいかがでしょうか。

例えば、アクサダイレクトではウェブサイト(Emma by アクサ)から契約内容の確認ができます。

契約内容の見本

画像はイメージとなり、実際の内容とは異なる場合がございます。

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本ページに掲載の情報は、一般的な情報提供を目的とするものです。必ずしも正確性、妥当性を保証するものではありません。

記載の情報は2024年4月時点の内容です。

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