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パピヨン

パピヨン

かかりやすい病気・ケガ

白内障

水晶体が白濁してしまうことで、視力が失われていきます。ものにつまずくようになったり、散歩を嫌がるようになったりすることがあります。加齢とともに生じやすくなります。

壊死性髄膜脳炎

原因不明の脳炎で、意識障害や旋回運動、昏睡などを起こすようになります。パグ以外の犬にも見られますが、とくにパグで多く認められるため、「パグ脳炎」とも呼ばれています。

壊死性白質脳炎

ヨークシャー・テリア、チワワ、パピヨンに特有の病気です。体重2kg以下の発生率が高いとされています。発作、姿勢異常、運動失調などの症状が現れます。

黒色被毛毛包形成不全

黒い部分の被毛が成長しない病気。白黒のブチ犬などにおいて、黒い部分の被毛の成長や毛包形成が阻害され、毛が薄くなります。毛が薄くなる以外の症状(赤味、痒みなど)は通常ほとんどありません。

三宅 亜希先生

かかりやすい病気・ケガの監修

三宅 亜希先生

日本で唯一の会員制電話どうぶつ病院「アニクリ24」院長。都内の動物病院にて小動物臨床に従事したのち現職。繊細なコミュニケーション力を生かし、小動物医療の現場で毎日寄せられている様々な相談に応じている。

「犬好きのための犬図鑑」には「アクサダイレクトのペット保険」の補償対象外の病気やケガも掲載されていることがあります。補償対象外の病気については、「契約申込のご案内(兼重要事項説明書)」をご確認ください。

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特徴

歴史

マリー・アントワネットが死の直前まで愛した犬

パピヨンの起源ははっきりしていませんが古くからヨーロッパに生息しており、祖先はスペインの小型のスパニエルという説があります。
パピヨンがもてはやされるようになったのは16世紀に入ってから。フランスの貴族たちの間では、パピヨンを抱いて肖像画を描くことがブームとなりました。その後、ルイ14世やマリー・アントワネットもパピヨンを愛したことで知られています。一説によると、マリー・アントワネットが死刑台に上る直前まで抱いていたのが、このパピヨンだったそうです。
パピヨンの祖先犬は耳が垂れていましたが18世紀頃、立ち耳のパピヨンが偶然生まれたことから、立ち耳のパピヨンを選んで交配するようになりました。
現在は、同じ犬種でも、立ち耳タイプはフランス語で「パピヨン(蝶)」、垂れ耳タイプは「ファレン(蛾)」と呼ばれています。日本では立ち耳タイプが圧倒的に人気です。

サイズ

体高は28cm以下が標準

パピヨンの成犬の体重は2〜3kgくらいから5〜6kgくらいまでと個体によってまちまちです。体高は20〜28cm程度。日本で血統書を発行する機関であるジャパンケネルクラブ(JKC)では、体高は28cm以下としています。

被毛

被毛は2色または3色が基本

パピヨンの毛色は大きく分けて、パーティカラー(2色の被毛)かトライカラー(3色の被毛)の2種類。
パーティカラーは、ホワイトをベースにブラック、タン(茶色)、レッド(赤茶色)のほか、レモン(明るい茶色)、セーブル(黒い差し毛のある茶色)などがあります。
ホワイト、ブラック、タンの3色の毛色は、クラシックトライカラーと呼ばれることもあります。単色のものやホワイトが入っていない場合は、ドッグショーでは認められません。また年齢とともに毛色が変化するケースも少なくありません。

お手入れ

抜け毛は少なめだが寒さに弱い

パピヨンは下毛のないシングルコートなので抜け毛は少なめですが、同じシングルコートのトイ・プードルに比べるとやや多いといえます。寒さに弱い傾向があり、冬のお散歩では洋服を着せてあげるといいでしょう。
ブラッシングは週に2〜3回程度でトリミングの必要はありません。シャンプーも月に2〜3回程度してあげてください。

寿命

寿命は12〜15歳前後

平均的な寿命は12〜15歳くらい。個体差はありますが小型犬としては比較的長寿です。

性格

しつけ

賢さゆえに悪いこともよく覚える

パピヨンは、もともとフランスの上流階級で番犬の役目も担っていたため、救急車などの音に反応して遠吠えをするなど、よく吠える傾向があるようです。イギリスのある研究機関によると、知能指数(IQ)が小型犬の中では一番だったという報告もあります。幼犬のうちからきちんと訓練すれば、無駄吠えをさせなくすることもできるでしょう。
一方で賢いゆえに悪いこともよく覚えます。吠えたときに抱き上げたり、おやつをあげたりしてごまかすと、「吠えるといいことがある」と覚えてしまいます。悪いことをしたら反応をせず、できたときにはよく褒めてあげて、正しいしつけが肝心です。

ストレス

遊びを通じてコミュニケーション

優雅で華奢、そして見かけによらず活発で遊び好きです。毎日30分程度の散歩はもちろんですが、室内でも十分にかまって遊んであげましょう。繊細な面もあるので、飼い主と十分にコミュニケーションがとれないとストレスをためてしまう傾向があります。室内での遊びを通して、十分に愛情を注いであげましょう。

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