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犬の病気事典:皮膚の疾患

バリカン後脱毛

概要

バリカン後脱毛(毛刈り後脱毛)は、手術やトリミングなどで毛を刈った部分の毛が、何かしらの原因で再生しない状態になる症状のことを言います。犬の毛は、発毛から脱毛までが一定の周期(毛周期)で繰り返されることで、常に新しい毛がフサフサと生えそろっています。毛周期は、毛包の細胞が活発に活動して毛がどんどん伸びる時期(成長期)→毛包の細胞の活動が低下してくる時期(退行期)→毛包の細胞の活動が休止する時期(休止期)を繰り返しており、休止期が続くと新たな毛が生え始めて古い毛は抜け落ちます(成長期へと続く)。このサイクルのどこかに異常が発生すると脱毛が起こります。
バリカン後脱毛は、主に「退行期」の毛包が多く確認される場合があり、成長期の毛包がバリカン後に成長を停止し、退行期になる異常が起きたものと考えられます。バリカンで毛を刈ることをきっかけに毛の活動に何らかの異常が起きているのかもしれませんが、原因ははっきりと解明されてはいません。クッシング症候群や甲状腺機能低下症、性ホルモン不均衡による脱毛、脱毛症Xなどでも似たような脱毛が確認されますので、専門家とよく相談をして、皮膚の病気を分類して治療すると良いでしょう。この病気は通常の場合、経過観察のみで数年以内に毛が生えてきます。

症状

毛を刈った部位のみが、そのままの状態で脱毛しています。それ以外の部位は、正常に毛が生えています。そのほかの症状はなく、元気や食欲もあります。数年以内に自然に発毛します。

対象

ポメラニアンに多い病気ですが、そのほかの犬種でも確認されます。

予防、治療

原因もはっきりしておらず、予防法はありません。好発犬種でこの病気が心配な場合は、サマーカットなどを行う際に、一部分だけ試験的にバリカンで刈り、1ヵ月程度での毛の伸び具合を確認すると良いでしょう。
無治療で経過観察を行い、数年以内に発毛が確認されることがほとんどです。この病気が命に関わることはありません。ただし、そのほかの疾患(甲状腺機能低下症、脱毛症X、性ホルモン不均衡、クッシング症候群)などとの鑑別は行い、そちらの異常が確認された場合は、そちらの治療が優先されます。飼い主が早期の発毛を希望する場合、内科療法として甲状腺の薬を4〜6週間投与することで、2〜3ヵ月以内の発毛を促す場合があります。

監修

白神 久輝 先生

埼玉県草加市にある「ぐぅ動物病院」の院長。2005年4月の開院以来、大学病院や専門病院と連携をとりながら、常に最先端の技術や機器を導入しており、飼い主の方にもわかりやすい説明でサービスを提供し続けている。また病気になりにくい体づくり(予防、日常ケア)のアドバイスも積極的に行っており、地域のかかりつけ医・中核病院として親しまれている。

「病気事典」には「アクサダイレクトのペット保険」の補償対象外の病気も掲載されていることがあります。

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