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犬の病気事典:皮膚の疾患

パターン脱毛症

概要

パターン脱毛症とは、性成熟後〜若齢に発症し、左右対称に脱毛する原因不明な脱毛症です。この病気は遺伝性疾患である可能性が高いといわれていますが、正確なメカニズムは不明なままです。毛根が小さくなり、発毛した毛も細く弱々しくなってしまいます。パターン脱毛と確定できる検査はないので、犬種と脱毛部位の特徴を照らし合わせて疑っていく病気です。犬が訴える症状もなく、命に関わる病気ではないのでそのまま経過観察でも全く問題はありません。美観上問題視される場合は治療が行われます。

症状

左右対称性の脱毛が起こります。炎症や痒み、フケなどは全くなく、年単位で徐々に毛が薄くなっていくのが特徴です。残っている毛はわりとしっかりしていて簡単には抜けません。次第に脱毛部の皮膚が黒ずんでくる場合もあります。脱毛部位は、耳、鼻先、首、胸、お腹、内股の尾側、尾などに現れる場合が多いです。

対象

性成熟後(6ヵ月)〜若齢(3歳)に発生し、年齢を重ねていくにつれ脱毛が進行します。犬種によって発生部位、発生年齢に特徴があるので、日本でよく飼育されている犬の中で好発犬種と発症年齢、発症部位を列挙します。
★ヨークシャー・テリアに見られるもの:6ヵ月〜3歳、鼻と耳介外側全体、足と尾に発生。黒光りしたような色素沈着が起こります。
★ダックスフンド、チワワ、トイ・プードル、ボストン・テリア、イタリアン・グレーハウンド、ミニチュア・ピンシャー、ウィペットに見られるもの:6ヵ月〜9ヵ月齢、耳介外側全体の脱毛と色素沈着だけ現れる場合と、複数の個所(耳介の根本付近の脱毛と首の腹側面、胸〜お腹にかけて、内股の尾側)に発生する場合があります。

予防、治療

遺伝性が疑われるため、予防法は特にありません。
治療としては、眠気にいざなうホルモンである松果体ホルモンの投与で脱毛が改善する場合がありますが、反応には個体差があり、改善しない場合もあります。この病気は、犬にとって辛い症状があるわけではなく、命に関わる病気でもないため、あくまでも美観上の問題として治療されます。ただし、似たような皮膚の脱毛でも違う病気もありますから、ほかの病気との鑑別は非常に重要だと考えられます。

監修

白神 久輝 先生

埼玉県草加市にある「ぐぅ動物病院」の院長。2005年4月の開院以来、大学病院や専門病院と連携をとりながら、常に最先端の技術や機器を導入しており、飼い主の方にもわかりやすい説明でサービスを提供し続けている。また病気になりにくい体づくり(予防、日常ケア)のアドバイスも積極的に行っており、地域のかかりつけ医・中核病院として親しまれている。

「病気事典」には「アクサダイレクトのペット保険」の補償対象外の病気も掲載されていることがあります。

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