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猫の病気事典:耳の疾患

外耳炎

概要

外耳道の皮膚に炎症を起こす病気です。外耳道炎とも呼ばれます。1歳未満の若い猫では耳ヒゼンダニによる寄生で外耳炎になることが多く、成猫になるとアレルギー性皮膚炎に伴う外耳炎が増えてきます。老齢の猫では細菌感染による外耳炎の割合が増えてきます。猫の耳道は乾燥していますが、シャンプーや水遊びなどで耳の中に水が入ると耳道が湿ります。この湿った耳道の中で耳垢に細菌やカビが増殖すると、外耳炎の原因になります。ほかにも原因はさまざまで、耳ダニや毛包虫などの寄生によるもの、突然片耳を気にするようなら虫や植物の種など異物が入り込んだ場合もあります。老齢猫で耳から膿が出る症状がある場合は腫瘍がある場合もあります。アトピーなどのアレルギー性皮膚炎に伴って起こる場合もあります。

症状

耳の中が赤く腫れる、耳の皮膚が荒れるなどの症状のほか、耳垢がたまって耳から匂いがすることもあります。耳垢の色や匂いなどは原因によってさまざまで、黒っぽく乾燥していたり、黄緑色の悪臭を伴うヌルっとしていたりするものもあります。悪化すると出血や痛みを伴うこともあります。
外耳炎にかかったネコは、しきりに耳を掻いたり頭を振ったりするなどの仕草が多くなります。さらに炎症が進むと、かゆみが痛みに変わるため、耳や顔回りを触られるのを嫌がったり怒りっぽくなったりします。4頭に1頭程度はなにかしらの皮膚疾患に伴った外耳炎です。外耳炎以外に皮膚に痒みや脱毛がないか確認してみましょう。外耳炎を放置しておくと症状が広がり、中耳炎や脳炎になり頭が傾いたり、眼振したりする場合もあります。特に老齢猫の外耳炎は命に関わる病気へと進行することもあるので注意が必要です。

対象

スコティッシュフォールド、マンチカン、アメリカンカールなど耳の軟骨に特徴がある猫は、耳道軟骨が固いので耳垢や湿気が溜まりやすく、耳の病気にかかりやすいです。アレルギー性皮膚炎や免疫の病気などを患っている猫も外耳炎になりやすいです。1歳未満で強い痒みを伴い、黒い耳垢がたくさん耳道にたまっている場合は耳に寄生虫がいる場合が多いです。

予防、治療

外耳炎の主な治療法は、原因を取り除くことです。寄生虫が原因の場合は、耳洗浄液を使って耳をきれいにし消炎剤を塗布し、同時に抗ダニ薬を使用します。細菌感染の場合は抗菌薬を飲ませたり、直接耳に塗布したりして細菌感染を抑え込みます。アレルギーが原因の場合は、アレルギー検査でアレルゲンを特定し、できるだけアレルゲンを除去した環境を作ります。異物による炎症の場合は、植物の種などの異物を除去します。腫瘍の場合は、手術が必要になることもあります。
慢性化した外耳炎は、原因がわかってから完治まで数ヵ月かかることもあります。普段から耳を1ヵ月に1回程度は観察し、外耳炎にかかりやすい品種の猫や外耳炎になりやすい猫は定期的に耳のケアをしてあげて外耳炎を予防しましょう。

監修

白神 久輝 先生

埼玉県草加市にある「ぐぅ動物病院」の院長。2005年4月の開院以来、大学病院や専門病院と連携をとりながら、常に最先端の技術や機器を導入しており、飼い主の方にもわかりやすい説明でサービスを提供し続けている。また病気になりにくい体づくり(予防、日常ケア)のアドバイスも積極的に行っており、地域のかかりつけ医・中核病院として親しまれている。

「病気事典」には「アクサダイレクトのペット保険」の補償対象外の病気も掲載されていることがあります。

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