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​社長あいさつ - 代表取締役 社長兼CEO 田中 勇二郎より

日頃よりアクサ損害保険をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
1817年にフランスで創業したアクサグループは、世界52の国において15万6千人の従業員が、9,200万人以上のお客さまにサービスを提供する、世界有数の保険グループです。
アクサ損害保険では、損害保険分野で培った専門性や経験、ノウハウを活かし、私たちのパーパス「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」を体現すべく、さまざまな取組みを進めています。
2024年にアクサグループが立ち上げた現行の3ヵ年新戦略計画「Unlock the Future」では、「本業による高い成長の促進」、「保険業務の高度化と効率性の向上」、および「アクサの社会的役割の拡大」を掲げています。2025年は計画の2年目であり、成長と変革において初年度に続き確かな進捗を遂げました。アクサグループの国際会計基準での売上高は対前年比6%増の1,160億ユーロ、基本利益は同6%増の84億ユーロとなりました。さらに、保険金の支払余力を示すソルベンシーII比率も224%という高水準を維持しました。この堅調な業績と強固な財務基盤が、現戦略計画の最終年である2026年においても継続的な成功に向けた大きな推進力となっています。
日本においても、2025年度は着実な成果を上げており、主力商品である自動車保険の元受正味保険料は対前年比2%増の545億円となり、当期純利益は60億円となりました。これらの成果は、約700名の従業員の献身的な取組みと、信頼できるビジネスパートナーの皆さま、そして日本全国に広がる個人やご家族、中小企業のお客さまからのご支援によって実現したものです。
近年、インフレや自然災害の増加など、損害保険業界を取り巻く環境は大きく変化しております。そのような状況下においても、AI・デジタル技術の活用などを通じてお客さまの利便性を向上するとともに事業の効率化を追求し、お客さまに合理的な保険料で充実した補償内容を提供し続けることに注力しています。
商品面では、お客さまの多様なニーズに応えるべく、新たな取組みを進めています。2025年10月より、アクサ生命の営業社員が法人のお客さま向けに「アクサダイレクト総合自動車保険」(*1)の取扱いを開始いたしました。アクサ生命とアクサ損害保険が持つ専門性を融合させることで、今後も両社のシナジーを最大限に高め、アクサならではのアドバイス、商品やサービスを通じて、皆さまに安心をお届けしてまいります。
2026年1月から放映を開始した新CMでは、「クルマとともに営む一人ひとりの人生をお守りする」という理念のもと、ダイレクト型自動車保険でありながらも温かみを感じられる保険会社でありたい、というメッセージをより多くのお客さまへお届けいたしました。
サービス面においては、お客さまが万が一の事故に遭われた際の不安を軽減し、迅速かつ手厚いサポートを提供できるよう、体制を強化しています。保険始期日が2026年4月30日以降のレンタカー費用補償特約または車両新価特約がセットされているご契約を対象に「事故現場かけつけサービス」を導入いたしました。事故に直面した時に、お客さまを24時間365日現場でサポートさせていただくことで、お客さまの事故時の不安を和らげ、安心と信頼をお届けする、より身近で親身なサポート体制を実現いたします。また、万が一の際にもお客さまがより安心して専門家へご相談いただけるよう、2026年4月より弁護士費用等補償特約を改定し、弁護士等への報酬金に関するお支払い基準を一部引き上げました。
さらに、アクサは、本業で培った強みを活かし、「気候変動と環境」、「健康と病気予防」、「社会的不公正是正とインクルージョン」という3つの領域において、持続可能な社会の実現に向けた活動を展開しています。これらの活動の一部は、1991年に創業者クロード・ベベアールが創設したアクサのグローバルボランティアプログラム「AXA Hearts in Action」によって支えられています。2025年には、アクサジャパンの従業員の60%以上がボランティア活動に参加し、従業員一人ひとりの社会貢献への高い意欲がうかがえました。
「気候変動と環境」の領域では、高知県との「協働の森づくりパートナーズ協定」による森林再生支援、東京都「HTT」(*2)への賛同など、持続可能な社会づくりへの貢献を継続しております。
「健康と病気予防」の領域では、事故を未然に防止するという観点から交通安全啓発活動を強化しています。従来の安全運転の呼びかけに加え、近年増加する疾病起因の事故に着目し、ドライバーご自身の健康状態への意識を高める取組みを開始しました。その一環として、ご契約者さまが脳の健康状態や認知機能を確認できる検査サービスをご活用いただける機会を提供し、健康管理という観点から安全運転をサポートしています。
「社会的不公正是正とインクルージョン」の領域では、多様な背景を持つ従業員を継続的に採用・登用し、すべての人々が尊重され、受け入れられる社会を実現するための社会啓発にも注力しています。2006年から日本ブラインドサッカー協会を支援し、競技環境の整備や集客・認知向上活動の支援、大会へのボランティア派遣を行っています。また、2018年からは病気と闘う入院中の子どもたちを支える認定NPO法人シャイン・オン!キッズへの支援も行っています。2025年11月には、LGBTQ+関連の取組みを評価する「PRIDE指標」において、最高位の「ゴールド」評価を8年連続で獲得しました。
これらの活動は、アクサグループのパーパスと戦略に合致しており、社会貢献へのコミットメントを具現化し、持続可能な社会の実現に貢献すると確信しています。
アクサグループとアクサジャパンの現行の戦略計画「Unlock the Future」が最終年度を迎えるにあたり、私たちは、これまでの確かな成果を基盤として、お客さまと日本社会を支える保険パートナーとしての役割を一層強化するとともに、アクサジャパンの成長と変革の新たなフェーズへの準備を進めてまいります。
アクサジャパンは、すべてのステークホルダーの皆さまからのご支援と共に、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というパーパスを体現してまいります。

*1 法人のお客さま向けの契約では、バイク保険は対象外です。

*2 HTT取組推進宣言企業とは、東京都がHTT(電力をへらす、つくる、ためる)や脱炭素に向けた取組みを行う都内企業を「HTT取組推進宣言企業」として登録する制度です。

アクサ損害保険株式会社
代表取締役 社長兼CEO
田中 勇二郎