2018/08/28

何を伝えたいの?猫の鳴き声で気持ちがわかる!?

2018/08/28

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 猫の鳴き声というと、可愛らしい「ニャー」をイメージされる方が多いと思います。しかし、鳴き声はたくさんの種類があり、鳴き方の違いで、そのときの気持ちを表しているようです。

猫が鳴く理由

 普段から人間と生活をしている猫は、飼い主さんに要求を伝える手段や意思疎通のために鳴いているようです。反対に野生の猫は、自分の居場所を外敵に察知される可能性を避けるために無駄には鳴きません。猫同士の意思疎通は身体を使って表現するのが一般的です。例えば、猫同士で鼻をくっつけたり、まばたきをゆっくりしたりしあっているのは、相手に敵意がない事を表現しているのです。

 猫が鳴く状況・場面は、「甘えている、要求を伝える」、「不安・恐怖を感じている」、「発情・威嚇している」の3種に分類することができます。一般的にメスよりオスの方がたくさん鳴く傾向があると言われていますが、鳴く回数・頻度については個体差があり、それぞれの猫の個性が出るようです。例えば、よく鳴く猫は甘えたがり、あまり鳴かない猫は飼い主さんに依存しない傾向があるとされています。

 ただし、あまり鳴かない猫の場合は注意も必要です。なぜなら、性格的に自立していたり、要求がないわけではなく、鳴き方そのものがわからない場合や、単に鳴き声が小さいということもあるからです。そのような可能性があることも踏まえ、おとなしい猫の場合は様子を注意深く観察すると良いでしょう。

飼い主さんに何を伝えているのでしょうか?

飼い主さんに何を伝えているのでしょうか?

猫の鳴き方と気持ち

 猫の鳴き声は、一般的に以下のように解釈されていることが多いです。

 朝の時間帯に猫が短い発声で、「ニャッ、ニャッ」と鳴いているときは、おはようと表現しているようです。「ニャーン」、「ニャオ」などの訴えるように鳴くのは、エサが欲しいときや、構って欲しいとき。甘えているときには、長めに「ニャーン」と可愛らしく鳴きます。また挨拶以外にも、不安なときに「ニャッ、ニャッ、ニャッ」と短めに鳴くことがあります。

 「クククッ」、「カカカッ」、「ケケケッ」と鳴くことをクラッキングといいます。猫の狩猟本能からくる興奮状態の際の行動で、外の鳥や、室内の虫に反応しているときに、クラッキングすることがあります。

 発情しているときには、大きめの声で「ニャーオ」や「ナーオ」と鳴きます。「シャー」、「フー」と鳴くのは、威嚇しているときで、身体の毛が逆立ち表情も険しくなっています。

 猫は鳴き方を変化させることによって、飼い主さんと意思疎通を図ろうとしているだけでなく、猫の本能から出る鳴き声もあるようです。

鳴き方を使い分けることで、行動や感情を表しています。

鳴き方を使い分けることで、行動や感情を表しています。

ゴロゴロ音

 猫が撫でられていたり、柔らかい素材のもので足踏みをしていたりすると、ゴロゴロという音を発しているのを聞いたことがある人もいるかと思います。この音は、喉の奥の軟口蓋という柔らかい部分が感情に反応して動くことで鳴っています。安心や満足などのリラックスしているときに出る音のようです。

 また、ゴロゴロ音は、生まれたての猫にとってお乳を探し出す為の合図にもなっています。子猫はゴロゴロ音で元気、満足を母猫に伝えるようです。その他にも、猫にストレスがかかった場合に自己防衛機能として、音を出して猫自身の痛みや苦しみを緩和するなどの効果があるとも言われています。ゴロゴロ音に関しては以下の記事でも詳しく解説しています。

「猫と一緒にいると癒やされるのはなぜ?」
「猫が「ゴロゴロ」と喉を鳴らす理由。人間に健康効果もあるって本当?」

とても気持ち良さそうで癒されますね。

とても気持ち良さそうで癒されますね。

サイレントニャー

 猫がいつもと同じ表情で「ニャー」と鳴いているしぐさをしているのに、声だけが出ていないことがあります。声が出なくなってしまったのでないかと心配になったことがある飼い主さんもいるかと思いますが、この行動は通称サイレントニャーといい、英語圏では“Silent Meow”と呼ばれ親しまれています。これは声が出なくなったわけではなく、実は人間には聞き取ることのできない周波数で鳴いているのです。飼い主さんに向けてこのサイレントニャーを行っている場合は、飼い主さんのことを母猫と同じくらい信頼している証拠といえます。猫はリラックスして甘えられる存在と認識している場合に、このサイレントニャーを行うようです。

サイレントニャーは信頼の証。

サイレントニャーは信頼の証。

こんなときの鳴き声には気をつけましょう

 いつもとは様子の違う鳴き声で泣き続けている場合は、体に痛みがある可能性や怪我や火傷など、何らかの異常がある場合があるので体をチェックしてみましょう。

  • 排泄中に悲鳴のような鳴き声を上げる際は、泌尿器系に病気がある可能性があるので、病院に行くことも考えた方が良いかもしれません。
  • 若い猫が深夜にウロウロと歩きながら、「アオーン」と鳴く際は、遊び足りなくて不満が溜まっている状態。高齢の場合は、認知症の可能性も考えられます。
  • 同居猫が亡くなった後に「ウミャー、ウミャー」と鳴く際は、生活の変化に不安を感じ、飼い主さんに助けてほしいというサインとされています。
  • ご飯を食べるときに「ナウン、ナウン」と鳴く際は、消化不良などが原因と考えられます。

 これらの鳴き声が止まない場合は、専門家や医療機関に相談してみることも検討しましょう。

愛猫の鳴き声を気にかけてみましょう。

愛猫の鳴き声を気にかけてみましょう。

 猫の鳴き声を理解することで、そのときの愛猫の気持ちをわかってあげられると良いですね。

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