
2020/08/06
新しい家族を迎えて最初のプレゼントである「名前」。大切な家族に素敵な名前を贈りたいですよね。「アクサダイレクトのペット保険」に加入している犬を対象にした人気の名前ランキングの最新情報をお届けします!
男の子のランキングでは「レオ」「ソラ」が同数で1位という結果となり、女の子の名前では「モモ」「ハナ」といった女の子らしい名前が上位にランクインしました。
※当社調べ 対象:2019年7月1日~2020年6月30日までの「アクサダイレクトのペット保険」保有契約 46,198頭(ペットショップ経由での加入を除く)。
男の子、女の子とも上位に入った「レオ」「ソラ」「モモ」「ハナ」は5年前に行った調査でも上位3位以内にランクインするほど、根強い人気があります。
また、「マロン」「チョコ」は男の子、女の子の両方に人気がある名前のようです。TOP10入りはしませんでしたが、TOP30の中には「ココア」「クッキー」「ミルク」「キナコ」「プリン」といった食べ物の名前が多く見られました。
「人気の犬の名前からつけるのもいいけれど、もっとこの子にあったステキな名前をつけたい!」とお考えではありませんか?
愛犬は大切な家族…どんな名前をつけてあげよう?
1.シンプルな名前をつける
これからずっと呼ぶ名前は極力短く、シンプルなものにしましょう。
犬はよく「耳がよい」と言われますが、それは人間よりも広い音域の音を聞くことができるだけで、どの音もまんべんなく聞き取れるわけではありません。
特に犬は子音を人間ほど聞き取ることができません。そのため、子音ばかりで且つ長い名前は避けるようにしましょう。
2.個性的な名前をつける
犬は人間の言葉の意味がわかるわけではありません。
そのため、いくらシンプルで呼びやすいものであっても、日常的によく使う言葉を名前にするのは避けましょう。愛犬が混乱してしまいます。
3.かぶりやすい名前は避ける
2.に通じるところもありますが、いくらシンプルであっても、他の犬とかぶらない名前にしたほうがよいでしょう。
なぜなら、公園など多くの犬が集まるところで他の犬とかぶってしまうと、愛犬自身、どの子の名前を呼んでいるのか分からなくなってしまいます。
以上の3点をふまえて、さまざまな名前のつけ方を見ていきましょう!
愛犬の名前、例えば元気で跳ねまわる子なら「ジャンプ」くんはいかが?
あなたの愛犬の性格はどんな性格ですか?
たとえばいつも元気で跳ねまわる子なら「ジャンプ」くん、ずっとこれからも幸せでいてほしいなら「ハッピー」ちゃんなど、愛犬の性格や愛犬への願いを名前に込めるのはいかがでしょうか?
「名は体をあらわす」という言葉があります。その子の性格にぴったりな名前をつけてあげるといいですね。
パピヨンは耳の形がチョウに似ていることから、その犬種名がつけられました
犬種名から名前をつけるというと意外かもしれませんが、欧米ではよく使われる名前のつけ方のようです。
たとえば、パピヨンの由来は、耳の形がチョウに似ているためフランス語で「チョウ」をあらわす「パピヨン」となったと言われています。
もし、あなたがパピヨンを将来お迎えするのであれば、アゲハチョウにちなんで「アゲハ」ちゃんなんて名前だと可愛いかもしれませんね!
他にも、人気の犬種の名前の由来は…
などがあります。
かの有名な偉人たちの愛犬の名前をご紹介します。
先に紹介した名前のつけ方の他に、偉人たちはおもしろい名前のつけ方をしているんですよ!
愛犬家だった西郷隆盛、彼の名前のつけ方は?
西郷隆盛の愛犬は毛色が雪のように白かったから、「雪」という名前がつけられました。
幕末・明治期に活躍した薩摩藩士の西郷隆盛。彼は無類の犬好きとして知られており、生涯にわたって多くの犬を飼っていたと言われています。
毛色が雪のように白いことで名づけられた「雪」という女の子の犬は、西郷にとても可愛がられていました。見た目から名前をつけるということは、昔からあったんですね。
他にも、尊王攘夷を推めた西郷らしい名づけ方も。
その名は「攘夷家!」
攘夷家は、洋服を着た人によく吠えることから名づけられたようです。これは性格をもとにした名前のつけ方ですね。
小さく臆病な子犬に偉大な名前をつけた、夏目漱石
夏目漱石の愛犬は小さくて臆病だったけど、名前は…?
『吾輩は猫である』を執筆した夏目漱石は、実は猫の他にも犬を飼っていたと、彼のエッセイ『硝子戸の中』で語っています。
彼がいつも鳴いている臆病な子犬につけた名前は「ヘクトー」。
ヘクトーとは、ギリシャ神話の英雄です。神話の英雄のように強くたくましく育ってほしいという漱石の願いでしょうか?
このように、有名な人物にあやかった名前をつけるというのも一つの方法ですね。
犬といえば、「ポチ」という名前を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
このポチという名前は、明治期に急速に広まったと言われています。
由来は諸説あり、明治時代、フランス人が自分の犬のことを「petit(プチ。フランス語で小さい・かわいらしいの意)」と呼んでいるのを日本人が見て真似たという説、当時はぶち犬が多くいたことから、英語の「パッチ(斑点の意)」から来たという説などがあります。
ちなみに、明治時代後期の人気の犬の名前を見てみると…
1位・ポチ、2位・ジョン、3位・マル、 4位・クロ、 5位・アカ、 6位・ポーチ、 7位・ボチ、チイ、 9位・シロ、ハチ、チン、タマ
となっています。
ポチの派生と思われる「ポーチ」「ボチ」がランクインしていることから、ポチという名前は当時人気だったことがわかりますね。
※参考 仁科邦男(2014年)『犬たちの明治維新 ポチの誕生』 草思社
愛犬はかけがえのない家族、名前という最高の贈り物を!
生涯にわたって呼ぶ「名前」。
人気の名前から取るほかにも、ここで紹介したようなさまざまな名前のつけ方があります。
名前は愛犬にとって最初で最大の贈り物。愛犬もみんなも覚えやすい、ステキな名前をつけましょう!
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