2019/04/02

もし飼い猫が脱走したらどうする?探し方・捕まえ方をご紹介

2019/04/02

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 うっかりドアや窓を開けた隙に、愛猫が逃げ出してしまった!早く帰ってきてほしいけれど見つからない…。そんな辛い思いをした人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、猫が脱走する理由や捜索のポイント、脱走防止の工夫についてご紹介します。

なぜ、猫は脱走するの?

 まず、猫が脱走する理由について考えてみましょう。

鳥や昆虫を追いかけているうちに、外に出てしまうことがあります。

鳥や昆虫を追いかけているうちに、外に出てしまうことがあります。

  1. 好奇心

    猫は好奇心旺盛な動物です。窓の外に面白そうなものを見つけたら、気になって外に出てみたくなるのは当然の心理です。
    また以前野良猫だった場合は、野良猫のときの習性が抜けきらずに、外の刺激を好む場合が多くあります。

  2. 発情期

    去勢をしていないオス猫や避妊をしていないメス猫は、発情期になるとパートナーを求めて脱走することがあります。
    繁殖をさせる予定がないのでれば、早めに去勢・避妊手術をしましょう。脱走防止だけでなく、病気予防やストレス軽減という点でも早めの手術が有効です。

    猫の去勢・避妊手術についてくわしくは「猫の避妊・去勢手術はしたほうがいい?獣医さんに聞いてみました」もあわせてご覧ください。

  3. ストレス

    引越しなどで環境が変わった場合や、現在の環境にストレスを感じている場合、元いた場所に戻りたくて脱走することがあります。
    また地震で大きな音や震動に驚いて、その場から逃げ出してしまうこともあります。

脱走した!その時どうすればいい?

 では、猫が脱走してしまった場合、飼い主さんはどうすればよいのでしょうか?

ほとんど外に出たことのない猫は、近所の物陰にうずくまっていることが多くあります。

ほとんど外に出たことのない猫は、近所の物陰にうずくまっていることが多くあります。

  1. 近所を探す

    ほとんど外に出たことがない飼い猫の場合、勢いで脱走してしまってもほとんど動けず、近所でじっとしている場合が多くあります。一般的な飼い猫は1日につき半径100メートル前後が行動範囲と言われています。まずは近所を捜索してみましょう。
    また、かつて野良猫だった場合は、元々住んでいたエリアに戻っているかもしれません。

    近所にある猫が隠れやすい「自動車の下」「路地」「植え込み」「排水口」などをチェックしてください。また、塀や屋根、木の上に登って下りられなくなっている場合もありますので、「上」も注意して探してみましょう。

  2. 自宅の場所を教える

    猫が安心して自宅に戻って来られるように、自宅の周囲にいくつかの工夫をして、「ここが家だよ」ということを教えてあげましょう。

    • 窓やドアを少し開けておく
    • 入り口付近にエサやおやつを置く
    • 玄関や庭に使用済みの猫砂をまく
    • 愛用のマットなど猫のニオイがついているものを置く
  3. 警察・保健所・動物病院に連絡する

    もしかしたら、誰かに保護されているかもしれません。保護猫の情報は警察や保健所、動物病院などに連絡が入る場合があります。
    近所を探しても見つからないようなら、住んでいる自治体の警察署や保健所、動物愛護センター、近くにある動物病院などに連絡をして、保護猫の情報がないか確認してみましょう。

    チラシやポスターなどで情報収集を呼びかけます。

    チラシやポスターなどで情報収集を呼びかけます。

  4. インターネット・SNSで情報集め

    インターネット上には、迷子動物の情報を書き込むウェブサイトがいくつかあります。(例:獣医師広報板「迷子猫・保護猫掲示板」
    猫の写真や特徴、逃げた場所などを書き込んで、情報を集めましょう。
    また最近ではTwitterなどのSNS上で情報を拡散してもらう方法もあります。不用意な個人情報の流出に注意し、上手に活用してください。

  5. チラシを作る、ポスターを貼る

    愛猫の写真を使ってチラシやポスターを作り、それを配布・掲示して情報を集めます。こちらもインターネット同様、個人情報を書きすぎないように注意しましょう。また見つかった後は、すみやかに回収してください。

探している猫を見つけた!どうすれば捕まえられる?

 脱走した猫をやっと見つけた!と喜びのあまり駆け寄ったり大声を出したりすると、猫は驚いてさらに逃げてしまうことがあります。
 発見した場合は、ゆっくりと落ち着いて、徐々に近づくようにしましょう。

  • 自分の足元にいつものエサ皿に入れたエサを置き、猫が近づくのを待つ
  • 大好きなオモチャを用意し、気を引く

 やがて猫が近づいてきたら、猫が入る大きさの洗濯ネットを一気にかぶせて、そのままキャリーバッグなどに入れて自宅へ運びます。

 もし脱走中にケガをしているようだったら、そのまま動物病院に行って診察を受けましょう。

脱走防止のために

 ほんのわずかな隙間でも、猫はくぐり抜けて外に出てしまいます。猫の脱走防止のために、いくつかの工夫をしておきましょう。

ベランダにネットを張り、外に出られないようにします。

ベランダにネットを張り、外に出られないようにします。

  • 玄関を開け締めする場合は、猫を部屋の中に入れてドアを閉める
  • 網戸や窓に「ロック」や「ストッパー」を付けて猫が開けられないようにする
  • 網戸が破れている場合はすぐに補修する、または破れにくい網戸に変える
  • ベランダに隙間がある場合は、プラスチックボードなどでフェンスを作って塞ぐ
  • ベランダの周囲にネットを張り巡らす

 また、万が一脱走してしまったときのために、迷子札やマイクロチップを装着しておきましょう。
 マイクロチップについてくわしくは「【迷子猫・迷子犬対策】マイクロチップ装着のメリットと費用」もあわせてご覧ください。

 猫には帰巣本能があります。もし脱走してしまった場合は、周囲の力を借りながら、帰ってくることを信じて捜索をしましょう。

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