2020/11/19

ペット保険の選び方|メリットと注意すべきポイントを紹介

2020/11/19

ペット保険の選び方|メリットと注意すべきポイントを紹介

 【ペット保険選びのヒント!】ペット保険は種類も多く、補償されるものやサービス内容は、保険会社によってさまざまです。ペット保険の選び方は、飼い主さんが何を重視するかによって異なります。加入してから困らないためにペット保険についてのメリット、そしてどのようなことを注意すべきかなど、押さえておきたいポイントをご紹介します。

ペット保険のメリットと注意すべきポイントとは

 ペット保険は、一概に「このプランを選んでおけば間違いない」ということはいえません。なぜなら、さまざまな保険商品やプランがあり、その補償内容も異なることから、それぞれのご家族や、ペットにとって必要な補償が異なるからです。それでは、特に注目したいペット保険の特徴をご紹介します。

ペット保険加入のメリット

 ペット保険とは、一般的にペットの通院・入院・手術などの治療費の一部を補償する保険商品です。選ぶ際は、保険料の安さだけで決めるのではなく、飼い主さんとペットに合ったものを選ぶことが大切です。

通院に対する気持ちの負担軽減
 ペット保険に加入する最大のメリットは「万が一」の時のために、安心感を持てるということです。ペットの具合が悪くなったとき、それがどんな病気で、どのような治療が必要なのか、治療費はどのくらいになるのかなどは、動物病院で診てもらわないと分かりませんが、その診療にかかる費用は全額自己負担となります。経済面の不安から動物病院に行くことをためらってしまい、その結果ペットの症状が悪化するという重大な事態となってしまう可能性もあります。ペット保険は、費用負担に対する不安を少しでも軽減し、大切なペットにしっかりと治療させるための助けとなります。

ペット保険は、大切な家族であるペットのための「備え」のひとつです。

ペット保険は、大切な家族であるペットのための「備え」のひとつです。

高額な治療費にも備えられる
 手術が必要となるケースでは、治療費が高額になる場合も珍しくありません。2019年7月~2020年6月の「アクサダイレクトのペット保険」への請求事例を対象としたデータからみると、通院・入院・手術・検査・薬代などを含めた治療の場合、骨折で約47万円、外耳炎で約35万円、胃腸炎で約18万円(※)もの費用がかかったケースがあります。ペットの体格や年齢によっては、治療費がさらにかさむことも考えられます。

(※)本ページ記載の請求額はアクサダイレクトの実際のデータ(2019年7月~2020年6月「アクサダイレクトのペット保険」)に基づいたものとなります。お客さまから保険金請求を受けた額のデータのため、通院・入院などのたびに請求手続きを受けた場合と、何度かの通院・入院などをまとめて請求手続きを受けた場合により請求額は異なります。また、同一疾患の場合であっても、個々の病状や治療内容により治療費の総額が異なるため、実際に支払われる保険金が異なります。

加入者への付帯(特典)サービスがある
 ペット保険に加入すると治療費の補償以外にも、さまざま付帯サービスが用意されていることがあります。サービス内容は保険会社により異なります。
 例えば、電話で獣医師がペットの相談にのってくれるサービスがあります。「ご飯を食べない」「吐いた」といったペットの体調の相談から、「しつけ方がわからない」などペットとの接し方まで気軽に相談することができます。
 そのほか、迷子になってしまったペットを探してくれるサービスや、限定的な加入条件により保険料に対してポイントとして還元するというサービスなど、各保険会社で独自のサービスがあります。

特約が設けられている
 一般的にペット保険は、メインの契約にさらに補償を追加できる特約を用意しています。特約の内容は保険会社により異なりますので、詳細は各保険会社のウェブサイトなどで確認してください。例として以下のようなものがあります。

 ・ペットの損害賠償責任に対する特約
 ペットが他人に噛みついてケガをさせた、物を壊してしまったなど、飼い主さんに法律上の損害賠償責任が生じた際に、保険金が支払われる特約です。飼い主さんに代わって示談交渉してくれるサービスが付く場合もあります。限度額は保険会社によって異なります。ペットに悪気がなくても、飼い主さんへは高額な損害賠償が発生することもありますので、もしもに備えて検討しましょう。

 ・がんに対する特約
 がんの治療に対して通常の保険金に追加して保険金が支払われる特約です。支払われる条件などは保険会社によって異なります。がんは高齢になるにつれ発症率も上がります。ペットの高齢化は年々進んでいるため、より手厚い補償を希望する場合は検討してみましょう。
 加入者への付帯サービスや特約は内容の詳細を含め、ご自身のペットが対象になっているかどうか事前に確認しておくようにしましょう。
 ここまではペット保険に加入すると得られるメリットについてご紹介しました。ここからは保険を選ぶうえで、注意すべき大切なポイントのご紹介です。

特に子犬や大型犬、警戒心の強い猫は悪気がなくても、相手を傷つけてしまうことがあります。

特に子犬や大型犬、警戒心の強い猫は悪気がなくても、相手を傷つけてしまうことがあります。

ペット保険加入の際に知らないと困ることは?

 ペット保険に加入したからといって、すべての治療が対象になるわけではありません。補償されない治療もあれば、補償される回数が決まっていることもあります。保険会社や契約プランによって異なるため、念入りに確認する必要があります。

さまざまな補償の違いがある
 似たような保険商品名であっても、保険会社によって補償内容は異なります。例えば、補償範囲(通院・入院・手術など)や補償対象(病気やケガの種類、薬の種類など)、自己負担となる金額、補償が開始するまでの期間(待機期間の有無)、補償回数制限の有無など、さまざまな違いがあります。

補償対象となるもの
 ペット保険で補償対象にならないものの一例としては、避妊・去勢手術や妊娠、出産の入院・手術、ワクチン接種や健康診断などの予防など、「傷病に該当しない・健康体に施す処置」です。ほかにも保険金の支払い条件や補償範囲はあるので確認しておきましょう。

補償額の制限
 ペット保険は、各保険会社や保険商品により、補償割合(負担割合)が異なります。一般的には、治療費の50%~90%を補償するものが多いですが、100%補償してくれる保険商品もあります。ただし、「免責金額」や「限度額」などの設定がある場合は、治療費が所定の金額以下だと補償対象外になったり、所定の金額以上からは補償されないといったこともあります。
 その他治療費以外にも、通院日数や入院日数の回数制限がある場合は、上限を超えると請求できなくなったり、請求できても、翌年度の保険料が割り増しになることもあります。思わぬトラブルにならないよう、加入前に確認をしましょう。

ペットにあったプラン探しは大変ですが、飼い主さんとペットにとって相性の良いペット保険は大きなメリットになります。

ペットにあったプラン探しは大変ですが、飼い主さんとペットにとって相性の良いペット保険は大きなメリットになります。

適切なペット保険の選び方

 では、どのようなことに気をつけてペット保険を検討していけばよいのでしょうか。特に気を付けたいポイントが以下となります。

ペット保険の加入条件を調べる
 ペット保険は保険商品やプランなどによって異なる加入条件が設けられています。現在の健康状態だけではなく、過去の病歴によっては加入ができないこともあります。過去に病気をしていたけれど、現在は健康だという場合でも、条件に合っているのかをしっかり確認する必要があります。
 一般的にペットの年齢が若い方が保険料は安く、年を重ねるごとに高くなります。そして高齢になるほど、加入できるペット保険は限られていきます。ペットの平均寿命を考慮しつつ、加入条件を確認しましょう。

ペットのなりやすい傷病を把握し、補償内容を確認
 ペットは品種ごとに、なりやすい病気や、ケガをしやすい部位が違います。ペット保険を選ぶ際は、なりやすい病気やケガの治療をカバーできる保険かを確認しておきましょう。
 例えば、皮膚病を発症しやすい品種の場合、1回にかかる治療費は高くなくても、頻繁に通院しなければならないことが多いため、年間の通院する回数が多いと考えられます。そのため、通院回数の制限がない、または補償回数の多いペット保険がよいでしょう。
 ほかにも、入院・手術を伴う癌や心臓病、骨折などの好発種の場合には、入院治療や手術の補償が手厚いペット保険が好ましいといえます。このように、どのプランがペットにもっとも合うのかしっかり考えましょう。

事前見積りでプランや保険料や補償内容を比較
 インターネットからの加入ができるペット保険では、ウェブサイトなどで事前見積りが可能です。補償内容は十分か、特約や付帯サービスの内容、ペットの年齢や健康状態を念頭に置いて、複数の保険商品を比較検討してみることでペットに最適な保険を見つけるきっかけになるかもしれません。
 また、インターネットでの申し込みやマイクロチップを装着していると適用される割引なども存在します。

ペットが加入条件にあてはまっているのか、補償内容に不安がないか、事前の確認が大切です。

ペットが加入条件にあてはまっているのか、補償内容に不安がないか、事前の確認が大切です。

保険金請求方法の違い

 保険金の請求方法にも違いがあります。「窓口精算」と「後日精算」の2通りがありますので、それぞれの特徴を確認しておきましょう。

・窓口精算
 動物病院で保険会社発行のペット保険証を提示することで、その場で保険が適用され、補償割合分の保険金を差し引いた治療費のみの支払いをする方法です。保険証を提示するだけとなり、保険会社への請求手続きなどは必要なく、手続きが簡単です。ただし、保険証を忘れた場合や、ペット保険に対応していても窓口清算不可の動物病院の場合は、下記の後日清算となりますので、事前に確認をしましょう。保険加入の際に特約や加入者付帯サービスに加え、保険料を比較した際に割高であっても、手軽さや利便性を重視する場合は、窓口精算も可能なペット保険を検討してみてもよいかもしれません。

・後日精算
 治療にかかった費用について全額その場で自己負担(支払い)し、後日、必要書類を揃えて保険会社に保険金請求を行う方法です。一旦全額を支払うことや、請求申請のために書類を準備や郵送するなど手続きが必要となります。保険金が支払われるまでの日数は保険会社によって異なります。後日清算は従来の請求方法であるため、ペット保険に対応している動物病院であれば請求が可能です。多くのペット保険は後日清算方法をとっているため、ペット保険選びの幅も広がります。

メリットと注意すべきポイントを踏まえ、最適なペット保険を選びましょう

 ペットに健康で長生きしてもらうためには、飼い主さんのサポートが必要です。大切な家族の一員であるペットのためにも、ペット保険のメリットや注意すべきポイントを押さえたうえで、最適なペット保険を選びましょう。保険ごとの違いや補償内容について知ることは、あなた自身のペットについてより深く知ることにも繋がります。

※本ページに掲載の情報は、一般的な情報提供を目的とするものであり、文中で説明しているペット保険の種類や補償内容等は、各保険会社が提供する保険商品ごとに異なります。ペット保険加入時は、各保険会社の重要事項説明書・約款をご確認ください。(掲載情報は2020年11月時点の内容です。)

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