弊社では、CR(Corporate Responsibility)活動の一環として、「地震等車両全損特約」発売を記念し、『「地震等車両全損特約」発売記念プロジェクト』を企画いたしました。
当プロジェクトは「地震等車両全損特約」の販売を通じて東日本大震災の復興を支援したいという社員の声を発端に企画されたもので、具体的には、「地震等車両全損特約」付帯契約1件につき100円を弊社が拠出し、「あしなが育英会」に寄附するという取り組みです。
あしなが育英会は交通事故や災害などで親を亡くした遺児の進学などを中心に支援活動を行っていますが、一昨年の東日本大震災の発生後、東北においても震災遺児支援活動を展開しています。あしなが育英会では、その支援活動の拠点として「東北レインボーハウス」設立の準備を進めており、弊社は当プロジェクトを通じて、東北レインボーハウス設立活動を支援することといたしました。
当プロジェクトの実施期間は2013年1月7日から6月30日までとなります。実施期間中に弊社自動車保険の新規ならびに継続契約及び異動で「地震等車両全損特約」が付帯された契約件数を寄附金の対象件数といたします。当プロジェクトにより、弊社CR活動へのご理解ならびに「地震等車両全損特約」の認知が進むことを期待しています。
AXAグループでは、株主、お客様、コミュニティー、社員、サプライヤー、環境、この六つのステイクホルダーに対するCR活動を行っています。
最近の弊社CR活動についてご案内いたします。
【被災地への支援活動】
弊社では2012年9月に、「ふんばろう東日本支援プロジェクト(※)」を通じて、放射能防護服1,000着を寄贈いたしました。寄贈先である「一般社団法人 はらまち除染テクノ」(福島県南相馬市)は、除染作業で市民の帰還を進めようと設立された団体です。作業に取り組めるように準備を進めつつ、現在は原町区内で空間線量の測定を請け負っています。寄贈された防護服は、高線量地区の作業に活用される予定です。
(※)ふんばろう東日本支援プロジェクト
2011年3月11日の東日本大震災を機に4月1日に立ち上がった被災地支援のボランティア組織です。
あしなが育英会は、保護者などが病気や災害、自死(自殺)などで死亡、またはそれらが原因で著しい後遺障害のため働けなくなった家庭の子どもたちに奨学金を貸与して進学援助を行い、遺児への教育指導を行っています。
また、奨学金貸与のほかに神戸と東京の「レインボーハウス(虹の家)」や東日本大震災の被災地で幼児・小中学生の遺児や保護者に対する心のケア活動を実施しています。