2019/10/29

ネコ科の仲間たちを知ろう!世界のかわいいネコ科動物

2019/10/29

ネコ科の仲間たちを知ろう!世界のかわいいネコ科動物

 動物園でトラを見ていたら、顔を洗う姿が猫にそっくりだった!なんていうこともあるのではないでしょうか。猫を飼っていると、ネコ科の動物全般がなんだかかわいく見えてしまうものです。
 今回は、ネコ科のかっこいい動物、かわいい動物たちを、ちょっとした豆知識も織り交ぜながらご紹介します。

犬もネコ目(もく)に含まれる?

 ネコ科の動物たちを見ていく前に、生物の分類について多少の知識が必要です。
 「ネコ科」や「イヌ科」という言葉はよく使われますが、実はどちらも、大きくは「ネコ目(もく)」という分類に含まれています。
 「生物分類学的階級」では、生物は上から「界」「門」「綱」「目」「科」「属」「種」に分類されます。ちなみに人間は、動物「界」脊索動物「門」哺乳「綱」サル「目」ヒト「科」ヒト「属」ヒト(sapiens)「種」です。
 「ネコ目」は「食肉目」の別名で、元来捕食者として進化してきたと考えられる生物のグループです。ネコ目をさらに詳しく分類すると「ネコ亜目」と「イヌ亜目」があり、イヌ亜目にはクマ(クマ下目クマ科)やイタチ(クマ下目イタチ科)、アザラシ(クマ下目鰭脚上科)などが含まれます。
 ちなみに、パンダは草食ですが、ネコ目クマ科(クマ下目クマ科)に分類されています。

生物学の大きな分類では「ネコ目」に属するパンダ

生物学の大きな分類では「ネコ目」に属するパンダ。

 なお、「ネコ科」は大きく「ヒョウ亜科」「ネコ亜科」の2つに分類され、ペットとして愛されているイエネコたちは「ネコ亜科」に属します。
 それでは、ネコ科の魅力的な動物たちをご覧ください。

かっこいい大型ネコ科動物

 まずは、「ネコ科ヒョウ亜科」に含まれる、かっこいい大型ネコ科動物をご紹介します。ヒョウだけでなく、ライオンやトラなども含む分類です。

  1. 「ヒョウ」と「ジャガー」

    ヒョウとジャガーは、どちらも一見似たような模様がありますが、その違いをご存知ですか?
    ヒョウはアジアからアフリカにかけて広く生息しています。多くは黄褐色のボディに梅花状の模様。クロヒョウにもよく見ると同じような模様があります。

    ヒョウの模様の美しさは「ヒョウ柄」としても人気です。

    ヒョウの模様の美しさは「ヒョウ柄」としても人気です。

    一方、ジャガーは中南米に生息。黒いまだら模様がありますが、大きな円のなかに小さな点々があるのが特徴です。この模様はバラの形に似ているため、「ロゼット」と呼ばれます。黒いジャガーもいますが、同じくロゼットの模様が見られます。

    ジャガーの模様は大きな円の中に小さな点々があるのが特徴です。

    ジャガーの模様は大きな円の中に小さな点々があるのが特徴です。

  2. 寒さに強いユキヒョウ

    白っぽい灰色の体毛が特徴的なユキヒョウは、中央アジアの高山帯に生息しています。厚い毛は寒さをしのぐためのもの。太くて長い尻尾は、雪の中や山の斜面でバランスをとるのに適しています。

    ヒョウの模様の美しさは「ヒョウ柄」としても人気です。

    接地面の広い大きな足裏が特徴的なユキヒョウ。

  3. 雲の模様のウンピョウ

    模様が雲の形に似ていることから「ウンピョウ(雲豹)」と名付けられた、珍しい動物です。ネパール東部やインドネシアの熱帯雨林など、アジア一帯に生息しています。

    鋭い爪があり、木登りが得意とされるウンピョウ

    鋭い爪があり、木登りが得意とされるウンピョウ。

    その生態はまだ十分に解明されていないものの、木登りが得意で樹上生活に適しているとされています。表情は猫っぽいかわいらしさを感じさせますが、大きいものでは体長1メートルほどあります。

個性的でかわいいネコ科動物

 次に、イエネコも属する「ネコ科ネコ亜科」の分類の中から、個性的でかわいいネコ科動物を見ていきましょう。

  1. 耳に房が付いた「カラカル」

    とがった黒い耳の先に、長い毛の房がついた個性的な姿のカラカル。ロシア南部からインド北部、中東、アフリカなど広く生息します。
    ネズミやウサギなどの小動物も捕食し、高いジャンプ力があるので低いところを飛んでいる鳥を捕らえることもできます。

    はっきりとした凛々しい顔立ちのカラカル。

    はっきりとした凛々しい顔立ちのカラカル。

  2. スレンダーな「サーバル」

    丸みを帯びた大きな耳と、長い四肢。黄土色のボディに黒い斑点。サハラ砂漠以南のアフリカに生息するサーバルは、カラカル同様に足が速く、ジャンプ力に優れています。
    体長は大きいもので70~100cmほど。顔立ちはイエネコに似ていますが、小顔でスレンダーな姿が個性的です。

    耳が大きく、聴力に優れるサーバル

    耳が大きく、聴力に優れるサーバル。

  3. 模様が美しいオセロット

    一見するとヒョウ柄の猫のようなオセロットですが、体長は一般的なイエネコの2倍ほどあります。ペットとして飼われることもあります。
    南北アメリカの森林地帯に生息しており、泳ぎや木登りが得意で、ネズミなどの哺乳類や、鳥、爬虫類などを捕食します。

    ヒョウに似た模様が美しいオセロット。

    ヒョウに似た模様が美しいオセロット。

  4. 獰猛なボブキャット

    とがった耳と、その先の長い毛束が特徴的なボブキャットは、オオヤマネコの一種です。体毛は茶色や赤茶色などで、イエネコの2倍ほどの大きさです。
    カナダ南部からメキシコにかけての森林や草原などに生息しています。性格は獰猛で、時には自分より大きな動物を捕らえることもあります。

    顔周りの毛も特徴的なボブキャット

    顔周りの毛も特徴的なボブキャット。

  5. 魚が大好きスナドリネコ

    スナドリネコは、南アジアから東南アジアの川辺の森林や沼地に生息します。ほかのネコ科動物と同じように陸上の小動物も獲りますが、魚や貝、カエルなどを好んで捕食するところが特徴的です。和名では「漁(すなど)り猫」と書き、英語圏では“fishing cat”と呼ばれます。

    前足で上手に魚を獲ることができるスナドリネコ

    前足で上手に魚を獲ることができるスナドリネコ。

「ネコ」だけどネコ科ではない動物

 最後に、名前に「ネコ」と付くのにネコ科ではない動物をご紹介します。それは「ジャコウネコ」。その名の通り「ジャコウネコ科」に属する動物で、見た目にも、猫というよりハクビシンを連想させます。
 「ジャコウ」とはジャコウシカの分泌液から作られた香料を指しますが、ジャコウネコにも似た香りの分泌液があり、加工して香水などに使用されています。
 またコーヒーの実を好んで食べますが、その種子は消化されずに、腸内の消化酵素や腸内細菌による発酵の働きで独特の風味が加わり、未消化のままフンに混ざって出てきます。それを洗浄・焙煎したものは「コピ・ルアク」という名の高級コーヒー豆として流通しています。

見た目にも猫には似ていないジャコウネコ

見た目にも猫には似ていないジャコウネコ。

 今回は主に、ネコ科のかっこいい動物、かわいい動物たちをご紹介しました。世界各地で、個性的なネコ科動物たちがたくましく暮らしているのですね。
 日本にも珍しいネコ科動物たちが展示されている動物園は多くあるので、知識を踏まえて訪れてみれば、一味違った楽しみ方ができるかもしれません。 

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