2018/01/25

冬を元気に乗り切る!猫にとってベストな寒さ対策とは?

2018/01/25

冬を元気に乗り切る!猫にとってベストな寒さ対策とは?

 寒さが厳しい冬、猫はコタツで丸くなる……。室内飼育の場合でも、部屋の中が寒かったり、乾燥しすぎたりすると、猫は体調を崩してしまいます。寒がりな愛猫のために、どのような点に注意して冬を過ごせば良いのでしょうか?

猫は本当に寒がりなの?

 猫は寒さに弱いというイメージがありますが、本当にそうなのでしょうか?

 個体差はありますが、一般的にペルシャやヒマラヤンなどの長毛種は寒さに強く、アメリカン・ショートヘアやマンチカンなどの短毛種の猫は寒さに弱いと言われています。また、若くて筋肉量や活動量が多い猫は代謝が活発なためそれほど寒がりませんが、筋肉量の少ない子猫や老猫、痩せた猫、また運動が嫌いであまり動かない猫は寒さに敏感です。

寒さを感じると、体を丸めて熱の放出を防ぎます。

寒さを感じると、体を丸めて熱の放出を防ぎます。

 飼い猫の様子を見て、それぞれに合った寒さ対策が必要です。猫は寒さを感じているとき、体を丸めたり、物陰にもぐりこんだり、毛を逆立てて体をふくらませたりします。そのような様子が見られたら、部屋の温度を見直してみましょう。

猫にとって快適な温度と湿度は?

 猫の平熱は38~39度程度と人間よりもやや高めで、子猫はそれよりも少し高く、老猫は少し低くなっています。

 一般的に、猫が快適だと感じる温度は18~26度と言われていますので、人間にとっての適温とほぼ同じです。老猫の場合はそれより少し上げて、+2~3度くらいがちょうど良い温度です。
 生後間もない子猫の場合は、母猫の体温と同程度の温かさを維持する必要があります。ただし子猫はあまり動き回らないので、子猫のいるスペースのみを湯たんぽなどで保温し、冷気が入らないようにパネルやダンボールで保温してあげましょう。活発に動けるようになったら、成猫と同じ環境で大丈夫です。

 また、温度と同様に重要なのが湿度です。人間も空気が乾燥するとウイルスに感染しやすくなりますが、猫も同様です。50~60%の湿度をキープするように、お部屋の環境を整えておきましょう。

 さらに注意が必要なのが、温度差です。飼い主さんが在宅中は適温なのに、外出中はエアコンを切るので寒い……。これでは、猫は体調を崩してしまいます。10度以上の温度差には要注意。外出中もエアコンをタイマーで作動させるなど、できるだけ温度変化を少なくしてください。

ベッドにも一工夫

 猫がゆっくり寛ぐベッドやケージ。みなさんは、どこに置いていますか? 「日向ぼっこが好きだから、窓辺に置いている」という方はいませんか?

 外気に接している窓や壁の近くは、気温が低くなりますので、少し離して置いてあげましょう。暖かい空気は高いところに行くので、棚の上など少し高いところに置くのも良いですね。

お気に入りの場所には、マットを敷いてあげましょう。

お気に入りの場所には、マットを敷いてあげましょう。

 床の上にベッドを置く場合は、タオルケットや断熱マット、ダンボールなどを下に敷いておくと、冷えの予防になります。ペット用のホットカーペットなども市販されています。

 電子レンジで温めるカイロや、ペットボトルにお湯を入れる簡易湯たんぽなどを活用するのも良いですが、やけどの予防として、必ずカバーをつけて使用してください。

低温やけどに要注意!

 低温やけどとは、40~50度の、体温より少し高めの温度の物体に長い時間触れていることで起こるやけどのことです。通常のやけどと異なり、ゆっくり進行するので気づきにくく、また気づいたときには手術が必要なほど重症になっているケースもあります。

長時間こたつの中にいると、低温やけどの危険性があります。

長時間こたつの中にいると、低温やけどの危険性があります。

 熱があたりすぎないように、ストーブにはカバーやチャイルドガード等を設置したり、定期的にこたつ布団をまくり上げて冷気を入れたり、ホットカーペットの上に厚手のカバーをかけたりするなど、状況に応じて工夫してください。

水飲み場やトイレも暖かく

 お部屋の中が温かくても、水飲み場やトイレが寒い場所にあると、猫はギリギリまで水を飲むのも、トイレに行くのも我慢してしまうことがあります。その結果、脱水症状や膀胱炎、尿道閉塞を起こす危険性が高くなります。

 猫の膀胱炎については、「おしっこがいつもと違う?猫の膀胱炎はどうやって気付けばいいの?症状と対策方法」もあわせてご覧ください。

すぐに水が飲めるよう、暖かい部屋にも水飲み場を作りましょう。

すぐに水が飲めるよう、暖かい部屋にも水飲み場を作りましょう。

 いつもの水飲み場やトイレが寒いのであれば、冬の間は、暖かい場所にトイレや水飲み場を増設したり、冷水ではなくぬるい水を用意してあげてはいかがでしょうか?

冬の肥満に気をつけて!

 気温が下がると、動物は体温を維持するためにエネルギー消費量を増やします。そのため、食欲が増進します。冬になると猫が餌をたくさん欲しがるのは自然なことですが、室内飼育の猫の場合は、そこまでエネルギーを消費しません。

 「欲しがるから、体に必要なのだろう」と思って餌をあげすぎてしまうと、肥満につながりますので注意しましょう。

 猫の餌については、「猫の餌って何がいいの?適切な食事の回数、選び方から与え方まで」もあわせてご覧ください。

 お部屋の中を快適な環境にして、飼い主さんも愛猫も、寒さに負けずに健康な体で冬を乗り切りましょう!

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