2020/10/15

猫のしつけはコツやルールがポイント!イタズラや噛み癖を直す方法

2020/10/15

猫のしつけはコツやルールがポイント!イタズラや噛み癖を直す方法

 ゴミ箱をひっくり返したり、植木鉢を倒したり、手に噛みついたりと困った猫のイタズラにはしつけ方のコツがあります。
 なぜイタズラをするのか。猫の気持ちを考えてしっかりとしつけをすればイタズラも減ります。猫の生活環境の見直し方、音・水・スプレーなどを使ったしつけ方などをご紹介します。

まずは「叱らなくても良い環境づくり」から

 ゴミ箱や植木鉢をひっくり返す、棚の上のものを落とす、電気コードをかじる……。
 そんな愛猫の姿を見て「イタズラされないように、しっかりしつけないと!」と考えてしまいますが、その前に立ち止まって、家の中を見回してみましょう。

 猫は、好奇心が旺盛な動物です。気になるものがあったら、つい触りたくなります。また、行動力もあります。立体的に移動しますので、棚の上は通り道です。猫が通りたい場所に邪魔なものがあったら、どかしたくなります。

猫にいじられたくないものは、扉付きの棚に入れるなどの対策をしましょう。

猫にいじられたくないものは、扉付きの棚に入れるなどの対策をしましょう。

 人間だけの生活なら問題がないことも、猫と一緒に生活をするのであれば、事前に対処できることはたくさんあります。猫を叱る前に、猫の気持ちや習性、行動範囲を考えて、「叱らなくても良い環境づくり」から始めましょう。

  • 棚の上などに壊れやすいものを置かない
  • テレビなど倒されたくないものには、転倒防止器具をつける
  • コンセントカバーやケーブルカバーをつける
  • 食べ物を出しっぱなしにしない
  • 生ゴミなどニオイの出るものは、新聞紙に包むなどしてニオイを防ぐ
  • ゴミ箱には蓋をする
  • 植木鉢やストーブにはカバーやガードをつける
  • 入ってほしくない場所のドアは閉める

叱り方の基本は「その場ですぐに」

 猫を叱るときは、「その場ですぐに」が基本です。時間が経ってから叱っても、猫は何のことだか理解できません。
 叱るときは「ダメ!」「NO!」など、短い言葉を強く言いましょう。「~~が~~だからダメ」とガミガミ長い言葉では、猫に伝わらないばかりか、猫にとって不快感だけが残り、飼い主さんとの信頼関係が損なわれてしまうかもしれません。

 また、家族全員でしつけの方針を統一しておきましょう。「お父さんは叱るのに、お母さんは叱らない」「同じことをしても、この前は叱られたのに、今回は何も言われない」と方針にブレがあると、猫の中にルールとして定着しません。

イタズラを発見したら、その場ですぐに叱りましょう。

イタズラを発見したら、その場ですぐに叱りましょう。

  • 体罰は絶対にダメ!

    体を叩くなどの体罰は、絶対にNGです。叩いて叱ると、猫は強い恐怖を感じるため、臆病な性格になったり、反対に攻撃的な行動に出ることもあります。
    叱るときは、頭を軽く押さえる程度にとどめましょう。

  • 音や水でイタズラ防止
  • 猫がイタズラをしそうになっている姿を発見したら、猫に気づかれないように、手を叩いて大きな音を出したり、水鉄砲や霧吹きなどで水を少量かけたり、空気を吹きかけたりして行動を制止させてみましょう。
    猫は驚いて「このイタズラをするとイヤなことが起きる」と学習してくれます。特に水を嫌がりますので、しつけ用に小さな霧吹きを常備しておくと良いでしょう。

  • イタズラ防止スプレーも効果的

    ペットショップやホームセンターでは、「ペット用イタズラ防止スプレー」が市販されています。猫は、柑橘類やココナッツ、シナモンの香りが苦手です。また、苦味も嫌います。それらが含まれているスプレーを、ソファなどイタズラされたくないものに吹きかけておきます。イヤなニオイがしたり、舐めると苦いことを学習すると、猫は自然と近づかなくなります。
    ただし、猫によって匂いの好みが異なりますので、効果が少ない場合もあります。

    叱るだけでなく、良いことができたら思いっきり褒めましょう。

    叱るだけでなく、良いことができたら思いっきり褒めましょう。

  • 叱ったら同じだけ“褒める”
  • 叱られてばかりでは、猫は臆病になったり、気難しくなったりしてしまいます。名前を呼ばれてやってきたり、ご飯を大人しく待てたり、イタズラを我慢できたりと、“良い子”にできたら、大げさなくらいに褒めてあげましょう。

困った噛み癖には

 本来猫は、狩猟動物です。獲物を捕獲して生きてきたため、相手を引っ掻いたり、噛み付いたりするのはごく当たり前の行動です。
 そうは言っても、家庭で飼っているのであれば、噛み癖は無くしたいですよね。

猫が噛み付くときには、必ず何らかの理由があります。

猫が噛み付くときには、必ず何らかの理由があります。

 猫が、人間に噛み付くほどイライラしたり、興奮するのは、どのようなときでしょうか。

  1. 音や環境によるストレス

    猫は大きな音や騒がしい環境を嫌います。大きな声で話しかけたり、側で大きな音を立てるのはやめましょう。室内では、猫が静かに落ち着ける場所を作ってあげましょう。

  2. 発情期

    発情期になると、猫はソワソワしたり、縄張りを主張するために攻撃的になります。繁殖をさせないのであれば、早めに不妊手術を受けましょう。

     猫の不妊手術については「猫の避妊・去勢手術はしたほうがいい?獣医さんに聞いてみました」もあわせてご覧ください。

  3. 触られたくない

    体を撫でることは大切なスキンシップですが、猫が触られたくないときに無理に構っていると、猫が怒って噛み付くことがあります。
    尻尾を左右に素早く振ったり、耳をピクピクさせていたら不快なサイン。そのような様子が見えたら、撫でるのをやめましょう。

    動くおもちゃを追いかけて遊ぶことは、ストレスや運動不足の解消になります。

    動くおもちゃを追いかけて遊ぶことは、ストレスや運動不足の解消になります。

  4. 狩猟本能

    猫は、動くものや獲物を捕まえようとする本能があります。この本能が満たされないと、ストレスが溜まります。飼い主さんは、おもちゃなどを使って、猫の狩猟本能を満たしてあげましょう。
    ただし、楽しくて興奮しすぎると、勢い余って飼い主さんに噛み付いてしまうことも。そうなったら一度遊ぶのをやめ、クールダウンさせましょう。
    また、手をヒラヒラさせて追いかけっこをするなど、手をおもちゃ代わりにするのはやめましょう。猫にとって「手」がおもちゃだという認識になってしまい、遊んでいないときでも噛み付いたり引っ掻いたりするようになります。

噛み付かれたときの対応

 猫が飼い主さんを噛んでしまったら、大きな声で騒ぎ立てずに、「痛い!」と短く叱り、別室に行くなどして猫の前から姿を消しましょう。大声で騒ぐと、猫は飼い主さんに遊んでもらっていると勘違いをしてしまいます。
 人間に噛み付いても良いことがない、と猫に学習させましょう。

 猫の噛み癖については、「飼い主さん必見!頭を悩ませる猫の噛み癖のなおし方!」もあわせてご覧ください。

 また、猫の爪とぎについては、「どうやってしつける!?飼い主さんの頭を悩ます猫の爪とぎ」をご覧ください。

 猫と人間が仲良く生活するためには、しつけは必須です。猫の気持ちや性格を考えながら、効果的なしつけ方法を実践してくださいね。

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